2016年の2月に東京から沖縄へ移住しました。自宅で作陶しながら今後を模索中。
 とうとう10月。

 年末の声が聞こえてきた感じ。

 先週の後半から北風に変わって、夜風は少し肌寒く過ごしやすい。


 
 先日、読谷村にある「さんご畑」に行ってきた。

 サンゴ養殖の第一人者である金城浩二氏が運営する施設だ。

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 ここでは10年以上サンゴ苗の養殖と海への移植を行っており、その間に海水温が上昇しても褐虫藻がサンゴ体外へ放出されない現象を発見し、サンゴによるものなのか褐虫藻によるものなのか、専門家がそのシステムの解明に取り組んでいる。

 解明できればサンゴの白化抑制対策に繋がるかもだ。

 施設ではサンゴ苗の養殖の他、自然の生態バランスが保たれた珊瑚礁の海を人工的に作り、そこでサンゴ苗を自然の海に移植できるまで育成させている。

  DSC01477.jpg DSC01485.jpg DSC01484.jpg

 中にギンガメアジやウミガメに餌をやることができる池もあるので、入り口で100円の餌を買って入ると面白い。

 入場料は大人900円と少し高めだが、珊瑚礁再生への支援としてご理解とご協力を。

 今回ここに連れて来てくれた友人は学生時代に海洋学を学んでいるので、この機会に講釈いただこうと思ったけれど、水槽に並ぶヒメシャコ貝を見て「美味しそー」を連呼、歓喜していたので、またいずれ。


 
 ここで何度も書いているように、沖縄のサンゴ死滅、珊瑚礁の減少が止まらない。

 国内最大の珊瑚礁の石西礁湖では、昨年の調べで70%のサンゴが死滅していたが、今回の調査で更に半減し、85%のサンゴが死滅している。

 幸い、先日の台風18号により海水温が少し下がり、それだけで白化したサンゴが再び褐虫藻を取り込んで息を吹き返した例も発見されたそうだが。

 
 二酸化炭素排出量の増加に伴う海水の温暖化や酸性化に加え、海水浴者の化粧品による汚染やオニヒトデの大量発生など、サンゴ減少の原因は様々だが、減った分を穴埋めする努力を加速しないと、あっという間に取り返しがきかない状態まで行ってしまいそうだ。

 県や自治体、民間が何もしていないわけではないけれど、今のようなペースでは減少のスピードに全く追いついていない。
 
 県や市民団体は米軍基地に絡むことには環境保護だの自然調査だのと大騒ぎするが、それ以外のところでは地元住民の反対を無視する形で、強権発動により開発を推し進めることもしばしば。

 沖縄返還から40年後の現在、最も海の自然環境が保たれているのは米軍基地がある海岸だというのは皮肉であり、沖縄県が直視しなくてはならない現実だ。

 国から受け取る巨額の振興費で観光地や道路などをいくら作っても、県民の生活が豊かになるどころか、そう遠くない将来に、沖縄は土産屋が並ぶだけの島になってしまいそうだ。

 今までのような目先の開発だけでは、世界に誇る豊かな自然という、沖縄本来の観光資源が失われてしまう。

 「お上に任せておけない」という趣旨なのかは分からないが、このところ民間や地域自治体主導で行われている環境保護の活動やイベント、プロジェクトが目立つ。

 海辺を歩くときにゴミを拾う程度の私が偉そうに言うのは恥ずかしいが、沖縄の宝、日本の宝を守る人たちの取り組みに頭が下がる。

 ゴミを捨てないなどというのは当然のことながら、海水浴の際は、天然由来の日焼け止め使用のみでなく、整髪料やスキンクリーム、香水なども洗い流した上で海に入るよう、お願いします。



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【2017/10/01 20:09】 | ハマる処アガる処
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