2016年の2月に東京から沖縄へ移住した。50を過ぎてからの大冒険。
 明日9月4日は古酒(クース)の日。

 3年以上貯蔵された泡盛を古酒と言い、古酒として販売されているものは、一般的に全量の50%以上が古酒であれば「古酒」の表示が認められているが、沖縄県では商品の差別化を図るため、ブレンド酒には「5年古酒50%、3年古酒30%」等の割合表示、「10年古酒」は全量が10年以上のもののみを使用、などの独自基準が設けられている。

 沖縄に現存する最古の古酒は150年もので、500年以上のものを含め殆どが戦火で失われた中、地中に埋められていて難を逃れたそうだ。

 
 家庭で大切にしている古酒を飲むときは、古い順に一本(甕)ずつ空けていくか、一つの甕で代々受け継がれてき古酒に、飲んだ分だけ新しい酒を注ぎ足していく。

 私の家でも、5年古酒の43度「主(ぬーし)」を甕で寝かしている。

 そのままでも言い味だが、寝かすとさてどんな味に変わるのか。

   DSC00850.jpg

 この甕は沖縄在住の陶芸家ポール・ロリマー氏の作品(蓋を覆っている布はカリユシウエアメーカーMAJUNのハンカチ)だが、これで3升近く入る。

 入れたのは2年前だからまだまだだけど、後3年経ったら飲んでみたい。

 笑顔を届けてくれることを期待して。


 ちなみに家庭で古酒を作る場合は、35度以上の親酒を焼き締めの甕で寝かすのが一般的だ。

 焼き締めとは釉薬を使わずに焼成した陶器で、沖縄でいうところの荒焼(あらやち)。 

 県外では備前焼などが焼き締め製法で作られている。

 植木鉢などの「素焼き」とは異なるのでお間違えなく。


 自分の好みを言うならば、今まで飲んだ泡盛で一番美味しいと思っているのは、久米仙の限定泡盛「樽熟成十二年古酒」だ。

   DSC00851.jpg

 トゲトゲした香りや舌触りが無いばかりか、甘く上品な香りと味が楽しめる。

 水で割ってしまうよりも、ロックに少し水を加える程度で、氷を溶かしながらいただくのがお勧めだ。

 限定というだけあってネットでも買うのは難しいと思うが、沖縄でも国際通り沿いの「古酒屋(くーすや)」でたまに見掛ける程度。

 私が見付けたら買ってしまうので、お求めはお早めに(ナンテね...)。


 
 意外なことに、ここ11年の間、泡盛の出荷量は毎年下がり続けているそうだ。

 新しい泡盛カクテルのコンテストを実施したり、業界としてあれこれ手を打って巻き返しを図っているが、沖縄県人の飲み過ぎや飲酒運転等が大きく問題視されている社会背景もあり、難しい舵取りを強いられているようだ。

 何事も節操を持ってすれば思う存分やって構わないと思うが、酒を浴びるように飲んで我を失うような、自称「酒に強い」輩が、「あれは自分でなく酒がそうさせたんだ」などと宣うあり様を見ると、酒に飲まれている「酒に弱い」己を自覚しろと思う。

 何事もホドホドに。

 適度は大人のみが知ること。

 歳を取っただけでは分らない。


 ささっ、今夜もゆっくり飲みましょ。

 独り楽しく。



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【2016/09/03 19:06】 | これ知ってる?
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