2016年の2月に東京から沖縄へ移住した。自宅で作陶しながら今後を模索中。
 全国的に真夏日&熱帯夜が続いているそうだが、沖縄も寝苦しい。

 夜間の外気温は27℃くらいでも、日中に外壁が蓄えた放射熱で、室内温度は30℃を優に超えている。

 熱中症発生の割合は、日中と夜間で同じだそうだ。

 私は沖縄の海風を頼りに窓を開けて寝ているが、今朝のテレビで、エアコンをつけっぱなしで寝るのがベストらしい。

 ただ、タオルケットではなく、布団をかけて頭と腕だけ出し、足は布団の中。

 タイマーを使わず、朝まで一定の温度を保つこと。

 喉は乾燥するので対策は必要。

 扇風機は冷気の循環に使い、風を体に当てない。首振りさせてもダメ。

 上記の態勢で快適に眠れる室温を保つこと、自分に最適の温度設定がカギとのこと。

 最適温度は男女や個人で差があるので、ご夫婦などはその調整が難しそうだ。

 医者や専門家が言うことなんざ、時代や人によって180度異なることもあるので、話半分くらいに聞く方が良いかもしれないが、ご参考まで。

 

 書くタイミングを逸していしまったが、一昨日まで県庁前RYUBOの美術サロンで、琉球ガラスの展示会をやっていた。

 「沖縄で生きる3人の若手ガラス職人と土田康彦展」

   DSC01333.jpg

 琉球ガラスというと頭に浮かぶ一定のイメージがあるだろうが、それとは大分異なる見事なガラスの工芸品だった。

 糸満にある琉球ガラス村の3人の若手職人が、ヴェネチアガラスに触発されて技術を磨き、その技をふんだんに取り込んだ作風が際立って美しい。

   DSC01331.jpg
   
 大きい作品の価格は6桁当たり前な感じだったが、3人の他にヴェネツィアで学んだ土田康彦という作家の作品は国産高級車が買えるくらい。 

 それは、縦横30cm、奥行き10cmくらいの四角い透明ガラスの塊の中に、赤や黒の幾何学模様の色ガラスが取り込まれている。

 シンプルに見えるが、どうやって作るのか見当もつかず、引き込まれるように見入ってしまう。


 オブジェ以外にも、この展示会用に作られた新作の器類もあって、私は森上真さんという職人の作品の中から、ぐい飲みを一つ。

 薄いガラスの表面に白いガラス粉をまぶし、さらにサンドブラストで艶を消した作風。

   DSC01332.jpg

 こちらの値段は4桁前半。  
 
 今回の展示作品は琉球ガラス村のギャラリーでも常時展示販売しているそうなので、琉球ガラスの高度な技も見てください。



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【2017/07/12 18:12】 | 沖縄の手わざ
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 やっと今年最初の白花(沖縄のハイビスカス)が開いた。

  DSC01306.jpg

 もう今年も半分が過ぎたね。


 
 火風水の窯出しの報を聞いて、昨日友人と行ってきた。

   DSC01303.jpg

 友人は、前日の知らせを受けて翌日休みを取るほど待ちわびていたようで、向かう車の中でも落ち着かない様子。

 以前にも書いたが、県内で買うことができる数は少ないので、同様に窯出しを楽しみにしているファンも多く、友人の気持ちもよく解る。

 私たちが到着したオープン時刻を少し過ぎた頃には、既に2組が到着していて、1台はレンタカーだったから県外ファンかな?

 火風水さんの作風は、私には少しGirlyに感じられるので、いつもは見るだけなのだが、今回は黒い釉薬の浅鉢を購入した。

   DSC01304.jpg

 内側の底と裏の高台部分に施された青釉とのコントラストが美しい。

 沖縄のやちむんに黒釉を使った作風は少ないが、最近は以前より見掛ける機会が多くなった気がする。

 黒物が好きな私には嬉しい傾向だ。



 帰り道、欲しいものを手に入れて安堵した表情の友人と、県庁前のパレットでやっている、陶芸家の山田義力さんと紅型作家の金城宏次さんの「二人展」に寄った。

 二人展は毎年この頃にやっていて、会場でご両人と話すことができる。

 山田さんは、新しい造形と独特の釉薬で、他のやちむん作家とは一線を画す作風だ。

 ここでも黒釉の作品を見つけて、私は陶板を一枚。

   DSC01305.jpg

 市松模様の方が好みだったが、ヒビ入りのため非売品とのことで残念。

 山田さんに会うのは2、3年ぶりかな?

 私が昨年から浦添市民になっていることだけでなく、ウッカリ自宅で作陶していることまで喋ってしまって、「どういうものを作っているんですか?」なんて聞かれて、返事に困った。

 二人展は3日まで。

 最終日は17:00までなのでご注意を。



 その後、日中の晴天が一変して夕立に。

 夜に一度雨が上がって外出したら、普段はスーパーに買い物に出る程度でもにわか雨対策に閉めていく寝室の窓を全開のままにしてしまって、帰宅時には窓の反対側の壁まで届く降り込みよう。

 目を疑うような、ベッドのビチョビチョ加減に、久々に外で飲んだ酔いが一気に醒めた。

 濡れた半分を避けて縮こまって寝たけれど、蒸発熱のせいか、少し寒いくらいの涼しさで快眠できたのは、不幸中の幸いか。



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【2017/06/30 19:00】 | 沖縄の手わざ
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 今日と明日は風向きが北風に変わるそうで、少しヒンヤリ。

 この時とばかり、素焼きと本焼き。

 今窯の中が1000度くらいまで上がっているが、部屋の中は涼しい風のおかげで心地よく、有り難い。



 先日本部のあじさい園に行った帰りに、伊豆味のガラス工房に寄った。

 4月に書いた津田さんの、「hou hou イズミガラスヒュッテ」だ。

 たまたま近かったからなのだが、タイミングよく、欲しかったあの新作泡盛グラスができていた。

   DSC01255.jpg

 希少、貴重な泡盛の香りを楽しむため、数滴のような少量を注ぐ用で、とても小さい。

 いくつかデザインがあって、そのうちの一つを選んだら、もう一つ同じものをその場で作ってくれた。

   DSC01252.jpg DSC01251.jpg

 「露店などで、客の前で作るようなことをやってみたい」とまた目がキラキラしていた。

 ものの15分程度で完成。

 紙で包んたあとも、暫く温かい。

 レジの後ろに泡盛の小瓶が見えたので、津田さんにお勧めの泡盛を聞いたら、すぐ近くの山川酒造で作っている「珊瑚礁」を教えてもらった。

 帰り道に寄ってみると、戦後に創業した老舗で、蔵元らしく店頭で飲み比べができる。

 津田さんのお勧めはタンク貯蔵の10年物だったが、私は甕貯蔵にした。

 タンクの方が爽やかな口当たり。

 
 早速その夜に一杯。

   DSC01259.jpg

 このグラスでストレートをグイグイ飲めないので、後半はいつものグラスで少し水を足したロックをゆっくりと。

 
 津田さんの作品は、壺屋のSPROUTではグラス類よりも、アクセサリーの方が中心とのこと。

 本部の工房兼店頭にも色々な種類の作品が並んでいるので、お勧め。


 
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【2017/06/15 17:36】 | 沖縄の手わざ
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 WBCフライ級チャンピオンの比嘉選手が、今日具志堅さんと沖縄へ凱旋した。

 空港や名誉市民賞を授与した浦添市庁での大歓迎ぶりに、「ベルトの色がゴーヤー色なんです」、「(地元の歓迎は)嬉しいですね。もっと頑張らないと」とご本人。

 明るくて可愛げのあるチャンプに、これからもエール。



 以前に、那覇にある眞正陶房という工房に行ってきた。

    DSC01235.jpg

 酒甕の他に、現在は食器などの器物も作っている。

 陶土と表面を覆う化粧土の組成を工夫して、一見磁器かと思うような光沢を発する独特の作風だ。

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 コバルトで描かれる青い文様も透明感と躍動感があって、一般的なやちむんと異なる印象。

 眞正陶房の作品は、牧志駅近くにある「RENEMIA」というセレクトショップとコラボした、「nife arabesque」というブランドとしても売られている。

 いろんな作家がいますね。


 
 今日は「ロックの日」だそうで、ストロベリームーンを眺めながら久しぶりに泡盛のロックでも飲もうかと思っていたけど、雲が暑くて全然見えない。

 それでも飲むけどね。



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【2017/06/09 22:30】 | 沖縄の手わざ
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 沖縄は梅雨の走りだそうで、今朝から強いにわか雨を伴う曇り空。

 風はあるものの大分蒸し暑い。

 さしもの私もクーラーつけたくなるくらい。

 昨日は好天に恵まれて、昼前に近くの海まで歩いて行ったら、普段人気は無いのに、ダイビングスクールの練習なのか釣り仲間か、一番良い場所で酒盛りしていていた。

 そこに座って暫く海を眺めようという細やかな私の目論見はお流れ。

 少し離れたところでパシャ。

   IMG_0958.jpg



 先日友人と、中城村の陶房火風水(ひふみ)に行ってきた。

   DSC01189.jpg DSC01188.jpg

 沖縄のやちむんというと、壺屋焼に代表されるようなボッテリとした厚みがあって、白い化粧土の上から勢いよく描かれた文様が主流だが、若い世代へ暖簾分けしていくうちに独自の技法や作風が生まれ、更に県外からも若い作家が異なる表現を持ち込み、やちむん市場はかつてない多様性と活気を得ているようだ。

 全国的にも人気が広まり、県内各地のやちむん市やイベントには県外からも多くの人が集まり、人気作家の作品は品薄状態が続いているようだ。

 過去からの流れからすると、いささか過剰気味の人気に関係者は戸惑いながらも、いずれ実力がある作家が残って落ち着くと、静観している様子。


 その中で、直ぐに売り切れてしまって、特に手に入りにくい人気工房の一つが、火風水だ。

 磁器のような白地の上に精緻な線で描かれる模様は、こけしの胴体模様のようで、前述のやちむんの特徴とは全く異なり、実に美しい。

 ご夫婦で作陶していると聞いていたので、さぞや奥様が丁寧に描いているのだろうと思ったら、「主人が描いています」と、明るい奥様が笑いながら話す。

 窯出しするときは二人一緒にという、仲良しご夫婦。

 その優しさが作品に現れているようで、一緒に行った友人も一気にファンになったようだ。

 
 
 空前のやちむん人気に乗って、壺屋のやちむん通りでも、若い人が新しく店を開けたり拡張したりと、賑わいを見せている。

 しかしながら、中にはやたらに高い値段を付けて売っている店が数店あって、良い気持がしない。

 いわゆるボッタクリでも売れるから需要と供給にはかなっているのかもしれないが、品質の高さの割に低価格であることもやちむんの良いところなので、先行きを考えない短絡的な商売の仕方は、一時的な価格破壊や「高い」という誤解を作るだけで、将来に繋がる市場を育てず、ただただ迷惑な話。

 どれだけ高いかというと、同じものが通常価格の10倍することもあるくらい。

 隣の店で千円で買えるものを、1万円で売っているということ。

 もちろん県外からネット通販で買う方が安い。

  先日、やちむん通りで値段見てビックリしたので、「これは何か付加価値がついている特別なものですか?」と、嫌味で聞こうかと思ったくらい。

 店の名前は伏せるけど、一日も早く是正されることを望む次第。


 人気作家ものでも、壺屋のSPROUTやまるかつ、GARB DOMINGO、国際通りの鍵石(キーストーン)や久髙民藝店、桜坂劇場の2階にあるふくら舎など(他にもあります)での値段の方が通常価格で、もちろん訳アリ品やB級品ではないので、ご安心を。



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【2017/05/05 17:36】 | 沖縄の手わざ
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